うちの大学の卒業試験事情 その3
「その2」からすっかり間延びしてしまった。
色々と試行錯誤しているうちにいつの間にか2018年。
別に有益な情報を発信している訳でもなく、どちらかというとあまりいい気分にならないこのサイトを見にきてくださっている方々にお詫びしなければならないことがある。
このサイトをスタートした当初、このサイト名の「高卒になった」というのは嘘で、正確には「高卒になってしまいそう」だったということである。
偽装表記だったことをお詫びしたい。
どうにか試行錯誤して、偽装表記であり続けられる道を模索していたが、結論から先に言うと、現実は非常に厳しかった。
人情でことを動かせないこと、決まりはそう簡単に変えることができないこと、、その他通常の学生生活を送っていたら知る必要もない、知る機会もないような大学の方針決定の仕組みを知ることになった。そして思い知る、一学生がいかに無力だということを。
直談判も功を奏さず、年末に自主退学をしたことをここで報告したい。
長い大学受験が終わり、新たな気持ちで大学に入学してから長い付き合いの学籍番号を退学願に記入する際の、なんとも言えない気持ち。
先日、退学願が受理されたことでブログの偽装表記は一時的なものになってしまった。
間延びしている間、コメント等もいただいたこと、この場を借りてお礼を申し上げたい。
とりあえず今、立ち止まらず前に進まなければという気持ちは持ち続けられている。
気を取り直して「うちの大学の卒業試験事情 その3」を書いていこうと思う。
2度目の6年生はかなり恵まれていた。
同じ境遇の人たちが勉強会に誘ってくれて毎日2時間程度、ホワイトボードのある一室を貸し切って勉強会をやって過ごした。
予備校のテキストの目次を指標に日替わりで講師役を回して講義をするという形式。
自分が担当の時、前日に進んだところ以降を勉強し、それを他の人たちに教えることでインプットとアウトプットをやってしまおうというこの業界では結構メジャーな勉強法である。
違う予備校を取っていると知らない知識を得ることもできるし、何気ない雑談や質問から気づかされることが多く、とても有意義だった。
ただその年の卒業試験も数点足りず終了。
そして今年度はというと、一緒に勉強していた仲間もいなくなり、ほぼ一人っきりで勉強する1年間だった。
大学の勉強部屋を確保するにも人数が必要で、もう集められるほどの知り合いも皆無だったから致し方ない、大学の図書館や市立図書館、カフェ等を回る日々。
心の癒しがあるとするなら模擬試験の結果くらいだっただろうか。
まぁ無駄にこれだけやっていると流石に「見たことない」「まだマイナーは手をつけてないので」みたいな理由で失点することはなくなってきたのでそれなりに成績は上がってきていた。
TECOM3で偏差値60超えた時は、ああ、勉強してきた甲斐があったんだ、心折れずにやるといいこともあるんだなと喜んだのはまだ記憶に新しい。
この一年は、やっぱり中だるみするよなぁー、とか勉強やる気が出なかったからなぁーという言い訳だけはしたくなかったのでそこはストイックに1年間過ごせたと自負している。
まぁ一番大事な卒業試験突破という結果が出ていないのでどうでもいい話ではあるが。
満を辞して受けたが今年も去年とほとんど変わらない点数で終わり、今日に至る。
次回、なぜ点数が足りなかったのか、今考えるこうなった原因について考察を加えたいと思う。